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ゆるゆる書き書き。

365日書けたので、平日の終日外出じゃない日は更新。

広告も、恋愛結婚からお見合い結婚へ。

 

クライアントの方と飲むことがあって、

「コピーってひらめきなんですか?」

と聞かれた。

 

『いえ、ひらめきじゃなくて論理的に考えてます」

と答えて、さらりとその会話は終わった。

 

で、引っかかっていたので考えていて一つの疑問が生まれた。

 

 

「ひらめきで書いて、あなたたち、OKするの?」

 

 

クライアントも上司を説得するために理由がいる。

私も自分のコピーを説明するのに、根拠がいる。

どれもこれも言語化して説明しないといけない。

 

これは、条件が出そろっているお見合いと同じだ。

この要素すべてを入れれば、完璧。

求めているものはそれだけど、人間は論理だけじゃ好きになれない。

 

お見合いだって完璧な条件の人が来ても、

好きになれないこともある。

あれもこれも足りていない人のことが好きになることもある。

実際そういう方が私は多い。

強烈にひとついいものを持っている人のことが気になったりする。

でも説明できない。感覚だから。

恋愛の好きは説明できない。

 

みんな全部入れの幕の内弁当みたいな

誰も嫌わないけど誰も好きじゃないものを作り続けている。

私は麻婆豆腐弁当の方が強烈にそそられる。(好きなのです)

 

麻婆豆腐は刺さる人にしか刺さらないし、

魅力も薄い。

ステーキ弁当に比べれば、好きな人は少ない。

ステーキみたいな魅力的なコンテンツだったらいいけれど、

麻婆豆腐ぐらいのコンテンツしか企業は持っていなかったりする。

 

それでも私たちは麻婆豆腐を愛するし、

どうすればうまく伝わるか、好きになってもらえるかを考える。

麻婆豆腐はあんまり魅力じゃないとクライアントが弱腰になって、

中華幕の内にしましょうとしたら、

エビチリやら春雨やらわけの分からん点心とか入ってきたりして、

どんどん良さがそぎ落とされていってしまう。

 

私たちは、信じて作ったのに、ひっくり返すの?となる。

信じろよと思う。クライアントも自分のコンテンツを信じろよ。

 

 

次もし、会って話すことがあったら、こういうこと言いたい。

覚えておこう。もう、会わないかもしれないけど。